南学院宇都宮校算命学オンラインスクール
2025/08/04
南学院宇都宮校オンライン教室開催。
本日は、日干支「甲申(こうしん)」について、Zoomを使ってのマンツーマンオンライン授業を行いました。遠方にお住まいの生徒さんとの授業でしたが、画面越しでも熱意が伝わってくる充実した時間となりました。
まず「甲申」という干支の構造について、基本的な説明からスタートしました。「甲」は十干の最初に位置する陽の木で、真っ直ぐに天を目指す大樹のような存在。一方「申」は金性、しかも陽の金であり、鉱石や斧などを象徴する力強い性質です。この木と金という相剋関係が一つの干支内で展開される「甲申」は、強い葛藤と緊張感を内包する非常にパワフルな干支です。
生徒さんからは早速、「甲申は“破壊と再生”の干支と聞いたことがあるのですが、それはどういう意味ですか?」という鋭いご質問をいただきました。それに対して私は、「甲の木が申の金によって切られる構図は、何かを壊して新たに作るという運命的な構造を象徴しており、環境の変化をバネにして飛躍する人物像が多いです」とお伝えしました。すると、生徒さんは「実際に、私の知っている甲申の方も転職や環境の変化を何度も乗り越えて成長してきた印象があります」と頷いておられ、干支の象意が現実にも通じていることを改めて実感されているようでした。
また、「甲申は頑固で人とぶつかりやすい印象がありますが、それをうまく活かすには?」という質問もありました。これには、「確かに自分の正義や信念を貫こうとする強さはありますが、その分、正直で裏表がない魅力も持っています。だからこそ、対人関係では“ぶつかることを恐れず、でも相手の立場も尊重する柔らかさ”を意識するとバランスが取れます」とアドバイスを差し上げました。
後半は、有名人の命式を例に、甲申がどのように人生で現れているかを読み解きました。実行力、突破力に優れた方々が多く、「何かを変える役割を持つ人」としての甲申の姿に、生徒さんも大きな刺激を受けたようでした。
最後には、「甲申は、葛藤をバネにして成長していく干支だということがよく分かりました。まさに“変化を怖れない勇者”のようですね」と生徒さんが話してくださり、学びが深まった充実の2時間となりました。
オンラインでも十分に手応えのある授業となり、私にとっても非常に嬉しいひとときでした。
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