南学院日本橋校授業日

今日は朝から夕方まで、南学院日本橋校で基礎クラスの授業を行いました。朝の静けさが残る教室に一歩足を踏み入れると、すでに数名の生徒さんがノートを開き、前回の復習をしている姿が目に入りました。その真剣な姿を見た瞬間、私自身のスイッチも“講師モード”にしっかりと切り替わります。「今日も全力で伝えよう」と心の中で軽く気合を入れ、授業がスタートしました。

基礎クラスとはいえ、内容は算命学の根幹に触れる大切な部分。生徒さんたちは一つひとつの言葉を逃すまいと食い入るように私の説明に耳を傾けていました。メモを取る音、ページをめくる音が心地よいリズムとなり、教室に集中の空気が満ちていきます。

ただ、真剣な雰囲気の中にも笑いは大切。私が少し例え話を交えて説明すると、生徒さんの表情が一気に柔らかくなり、教室に明るい空気が広がりました。算命学は難しい部分もありますが、笑いを交えながら理解が深まっていくこの時間が、私はとても好きです。

授業の途中では、自然と質問の手が次々に上がりました。

「先生、ここはこういう解釈もできますか？」
「私の鑑定表では、この星の影響はどう出るのでしょう？」

一つ質問が出ると、そこからさらに別の疑問が湧き、生徒さん同士の気づきにも繋がっていく…。その積み重ねが、まさに学びの喜びだと感じます。皆さんの吸収力の高さに驚かされつつ、講師としてやりがいを感じる瞬間でもあります。

気づけば外は夕焼けの時間。「今日も盛りだくさんだったな」と授業を締めくくると、生徒さんたちが口をそろえてこう言ってくれました。

「先生、今日も本当に楽しかったです！」
「算命学がどんどん面白くなってきました！」

その嬉しそうな笑顔を見ると、こちらまで胸が温かくなります。算命学の世界に深く魅了され、その奥行きにワクワクしながら学び続けていただけること。これほど講師冥利に尽きることはありません。

今日の授業は、学びあり笑いありの充実した一日でした。生徒さんが前向きに、そして楽しみながら成長していく姿を見ると、私自身もますます力が湧いてきます。

明日からもまた、皆さんにとって実り多い授業ができるよう精進してまいります。