南学院宇都宮校算命学対面教室

本日は南学院宇都宮校にて、月に一度の 対面教室 を開催しました。秋晴れの柔らかな日差しが差し込む教室には、いつものように生徒さんたちの明るい声が響き、和やかな雰囲気の中で授業がスタートしました。今回のテーマは、十ニ大従星のひとつ 「天庫星（てんこせい）」。物事を深く蓄え、重厚な人生観を持つ星として知られる、味わい深い星です。

授業ではまず、天庫星の長所 から解説しました。天庫星は“蔵の星”とも呼ばれ、知識・経験・感情などを深く蓄えていく力が強い星です。ひとつのことをじっくりと掘り下げ、時間をかけて成果を形にしていく粘り強さは抜群。表に派手に出るタイプではありませんが、気づけば周囲から厚く信頼される“縁の下の力持ち”となっていることが多い星です。「コツコツ積み上げる力が天庫星の魅力ですよ」と説明すると、生徒さんたちも深くうなずいていました。

一方で、短所 としては「慎重になりすぎる」「心の中にため込みすぎる」という面もあります。人より時間をかけて熟成させていくため、時にチャンスを逃してしまうことも。「ため込む力」は長所にも短所にもなるため、どこで外に出すかが大切なんですよ、とお伝えしました。

このあたりで生徒さんから質問が上がりました。
「先生、天庫星は“ため込む”って言われますが、人間関係までため込んじゃうこともあるんですか？」
という鋭い問い。

「あります」と即答しつつ、笑いも交えながら解説しました。天庫星は感情をすぐに表に出さないため、周囲には穏やかに見えますが、実は心の中でしっかり感じていることが多い星です。「怒らない」のではなく、「出さない」というイメージですね。
「だからこそ、自分の想いを少しずつ言葉にする練習をすると運気がスムーズに流れますよ」とアドバイスすると、生徒さんたちは「なるほど！」「心当たりあります！」と盛り上がっていました。

さらに今日は、天庫星を持つ有名人 の話も紹介。天庫星は“熟成の星”とも言われ、職人肌の人や、深い研究・探究が求められる世界で活躍する人に多い傾向があります。歴史上の人物でいえば、緻密な研究で知られた アインシュタイン、地道な表現の積み重ねで世界中に名作を届けた 宮崎駿監督 などが例に挙げられます。生徒さんたちは「やっぱり天庫星は深い…！」と感心された様子でした。

授業後は、生徒さん同士で自分の星を照らし合わせながら談笑する姿も。対面教室ならではの温かい交流が今日も広がっていました。

来月も、さらに深い算命学の世界を楽しく学んでいきましょう。皆さん、今日もお疲れさまでした！