南学院宇都宮校算命学対面教室

南学院宇都宮校・対面教室を開催しました。今日は十二大従星の中でも、独特の存在感と深みをもつ「天極星」について学ぶ一日。受講生の皆さんがすでにテキストを開き、ワクワクした表情で席に着いている姿を見ると、こちらも自然と気持ちが引き締まります。対面ならではの臨場感と、空気の一体感の中で授業がスタートしました。

まずは「天極星」の本質から。天極星は“人生のまとめ役”とも言われ、静かで穏やかな雰囲気を持ちながら、周囲を包み込むような優しさを発揮する星です。長所としては、落ち着き、冷静さ、精神的な強さ、そして物事を深く受け止める包容力が挙げられます。また、他者の弱さや痛みに寄り添うことが自然にできるため、周囲から信頼される存在になりやすい星でもあります。

一方で短所としては、内にこもりがちなところや、心の中で物事を抱え込み過ぎてしまう点が挙げられます。慎重さが過ぎると、行動が遅くなったり、自分の気持ちを表に出せずに誤解を生むことも。授業でも、生徒さんから「天極星はどうしてこんなに“静”のイメージが強いんですか？」という質問が出ました。

そこで、「天極星は人生の後半を象徴する星で、若さの勢いや能動性ではなく、“受け入れ”“まとめる”“許す”といった性質が強いからです」と解説すると、生徒さんたちはなるほど、と頷きながらメモを取っていました。

さらに別の生徒さんからは、「長所の包容力はどんな場面で発揮されますか？」という質問が。
「例えば家族の中での調整役、職場での相談役、チーム全体を見守る立場など、目立たないけれど重要な役割を自然に担います」と伝えると、「あ、自分の身近に天極星の人がいて、まさにその通りです！」という嬉しい反応が返ってきました。

天極星の持つ柔らかさや深さに、生徒さんたちはどんどん興味を深めていき、質問も次々に飛び交い、教室は和やかながら活気に満ちていました。対面授業ならではの“その場での気づき”が生まれる時間でもあり、講師としても嬉しい瞬間の連続です。

最後に、天極星を持つ有名人の例も紹介しました。精神的な落ち着きや大人の魅力、人生を深く味わうような雰囲気を持つ人物が多い星で、演技力の深い俳優や、慈愛に満ちた文化人、哲学的な視点を持つ著名人などが挙げられる星です。名前が出るたびに、「確かに天極星っぽい！」と生徒さんたちの間で盛り上がり、教室には笑いと感嘆の声が広がりました。

今日も学びと交流の充実した時間となり、天極星の奥深さを存分に味わっていただけた授業でした。次回の授業も、また皆さんと一緒に楽しく学べることを心から楽しみにしています。