南学院宇都宮校オンラインZOOM占い教室

今日は南学院宇都宮校のオンライン教室にて、十大主星のひとつ「司禄星（しろくせい）」をテーマに授業を行いました。画面越しとはいえ、生徒さんたちの真剣な眼差しや、時折見せる笑顔がとても印象的で、まるで同じ空間で学んでいるかのような温かい雰囲気に包まれた授業となりました。

司禄星は「安定」「信頼」「堅実さ」を象徴する星。堅実で忍耐強く、コツコツと努力を積み重ねることで人生を安定させていくタイプです。家庭や仕事、人間関係においても一貫性があり、周囲から「頼りになる」「堅実な人」と評価されることが多いのが特徴です。まさに“土台を築く星”と言えるでしょう。

授業の中で私はこう話しました。
――「司禄星は“守る力”の星。自分の手の届く範囲を大切にすることで、運が開けます。」
すると、ある生徒さんが手を挙げて質問してくれました。
――「先生、司禄星の人は安定志向だと聞きますが、変化の多い時代にどう対応すればいいのでしょうか？」
――「とても良い質問ですね。司禄星は確かに変化を嫌う傾向があります。しかし、“守るための変化”であれば、意外と柔軟に対応できるんです。要は“目的を見失わずに動く”こと。焦らず、一歩ずつ着実に進むことで運気は味方します。」
この答えに、生徒さんたちは深く頷きながらメモを取っていました。

司禄星の長所は、何よりも“安定感”。一度決めたことを最後までやり遂げる粘り強さがあります。また、家庭を大切にし、人との信頼関係を築くことが得意。物質的にも現実的で、しっかり貯め、堅実に使う能力があるため、金運にも恵まれる傾向があります。

一方で、短所は“保守的すぎる”ところ。変化を恐れ、チャンスを逃してしまうこともあります。また、過去の出来事にこだわりすぎたり、人を信じすぎて裏切られたときに深く傷ついてしまう面も。司禄星の人にとって大切なのは、“安定の中にも柔軟さを持つこと”。これが人生をより豊かにする鍵です。

授業の終盤では、もう一人の生徒さんが興味深い質問をしてくれました。
――「司禄星を持つ人は、恋愛や結婚ではどんな傾向がありますか？」
――「司禄星の人は、情が深く、一度好きになると相手を長く大切にします。ただし、愛情が“執着”に変わらないよう注意が必要です。お互いの自由を尊重し合うことが、良い関係を保つコツですよ。」

この答えに、生徒さんたちは笑顔を浮かべながら「なるほど〜」と頷いていました。

今日のオンライン授業も、終始温かい雰囲気に包まれ、生徒さんたちの積極的な質問でとても充実した時間となりました。司禄星のように、地に足をつけ、ゆっくりでも確実に前へ進む——そんな生き方の大切さを改めて感じさせてくれた学びのひとときでした。