南学院宇都宮校算命学対面教室
2025/09/21
本日は、南学院の教室にて日干支「癸丑」をテーマにしたマンツーマン授業を行いました。癸丑は、十干の「癸(水の陰)」と十二支の「丑(土の中の芽生え)」が組み合わさった干支です。冬の寒さの中に静かに宿る水が、大地の中で新しい芽吹きを準備している姿を象徴しており、忍耐や内面の力を秘めた個性を表します。
授業は、窓から秋の日差しがやわらかく差し込む中、和やかな雰囲気で進みました。生徒さんは手元のノートに熱心にメモを取りながら、「癸丑の人はどんな場面で力を発揮できるのですか?」と質問されました。私は「癸丑は一見静かで目立たない存在ですが、困難な状況にあってもコツコツ努力を重ねる強さがあります。芽が土の中でじっと春を待つように、時が来たとき大きく伸びていく力を秘めているのです」とお伝えしました。生徒さんは深くうなずき、「確かに忍耐強さというキーワードがしっくりきます」と感想を述べてくださいました。
さらに「癸丑の人は人間関係でどんな傾向がありますか?」という問いもありました。それに対して、「水の柔軟さを持ちつつ、丑の粘り強さが加わるため、信頼関係を築くととても誠実で長続きする人間関係を作れます。ただし頑固さが出ると、自分の考えに固執してしまうこともあります」と答えると、生徒さんも「なるほど、柔らかさと固さの両面があるんですね」と納得されていました。
授業の後半には、比較として「辛卯」の著名人についても触れました。辛卯は繊細で独自の美意識を持つ干支であり、芸術や表現の分野で力を発揮する人が多くいます。著名人のエピソードを紹介すると、生徒さんは「同じ干支でもまったく違う表現力や生き方が出てくるんですね」と感心され、干支の奥深さに一層興味を持たれた様子でした。
一問一答を通じて、単なる理論の学習にとどまらず、自分自身や身近な人に重ね合わせて理解を深めることができた今回の授業。生徒さんも「今日の授業で、干支の意味がぐっと身近に感じられるようになりました。次の授業も楽しみです」と笑顔で帰られました。
今回の癸丑の授業を通じて、算命学が人の運命を読み解くだけでなく、人生をよりよく生きるためのヒントを与えてくれる学問であることを改めて実感しました。
----------------------------------------------------------------------
算命占星術学鑑定所 南学院宇都宮校
栃木県宇都宮市五代3-6-2
電話番号:090-8729-6879
占いで深める算命学の世界
占いで選べる学びのコース
柔軟な開講体制で学べる占い
----------------------------------------------------------------------