南学院宇都宮校算命学対面教室
2025/09/03
先日、宇都宮校にて日干支「壬寅」についてマンツーマンの対面授業を行いました。午後の教室は静かな落ち着きに包まれ、窓から差し込むやわらかな光の中で、生徒さんが真剣にノートをとる姿が印象的でした。白いホワイトボードには「壬(水)」と「寅(木)」の文字を大きく書き出し、その関係性を図で示しながら解説を進めていきました。
壬は大河や大海のような広大な水を表し、包容力や柔軟さ、そして時に制御しきれないほどのエネルギーを象徴します。一方の寅は春の芽吹きを意味する木で、力強く伸びゆく成長力があります。つまり壬寅は「大海が春の若木を育む」姿に例えられ、強い生命力と冒険心、そして新しいことに挑戦する開拓精神を持つ人物像を示します。
授業中には、生徒さんから次のような質問がありました。
生徒さん:「壬寅の人は行動力があると聞きますが、注意点はありますか?」
私:「はい、勢いが強すぎて周囲を巻き込みやすい点があります。信念は大切ですが、協調性も意識するとより大きな成果を得られますね。」
生徒さん:「壬と寅の組み合わせは、他の日干支と比べてどう特徴的ですか?」
私:「水が木を育てる関係なので、非常にポジティブな循環を持っています。伸びる力を支えるエネルギーがあるため、成長が早いのです。ただし急ぎすぎると未完成のまま終わってしまうこともあります。」
この一問一答を通して、生徒さんは「なるほど、壬寅は可能性を広げる星でもあるけれど、自分をコントロールすることが大切なんですね」と理解を深められた様子でした。
また授業の中では比較として、日干支「辛卯」の著名人についても紹介しました。辛卯は繊細で美意識が高い干支で、俳優の新垣結衣さんや建築家の安藤忠雄氏などが知られています。壬寅の「豪快さと挑戦力」に対して、辛卯は「繊細さと表現力」が際立ちます。両者の違いを示すと、生徒さんは「同じ“強さ”でも方向性が違うんですね」と興味深く受け止めていました。
ホワイトボードには「水が木を育てる」という自然の循環の図を描き、壬寅の特徴を整理しました。教室の空気は終始穏やかで、時折笑いも交えながら、生徒さんの疑問に一つひとつ答えることで学びの理解が深まっていくのを感じました。
今回の授業を通じて、生徒さんは壬寅のもつ「挑戦と成長のエネルギー」を自身の生活や仕事にどう活かせるかを考えるきっかけを得られたようです。算命学は知識を得るだけではなく、人生に取り入れて実践することでこそ意味を持ちます。今後も一人ひとりの生徒さんに寄り添い、算命学の魅力を丁寧に伝えていきたいと思います。
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