全国PTA高等学校連合会２０２５三重県大会

先日、「第74回全国高等学校PTA連合会大会2025三重県大会」に参加してきました。今回の大会は全国各地から6,500人もの参加者が集まるという大規模な催しで、会場は熱気と活気にあふれていました。PTA活動を通じて子どもたちの成長や教育環境をどう支えていくかを考える機会として、非常に意義深い2日間となりました。

大会では、著名な講師の方々による基調講演やシンポジウムが行われました。教育現場の最新の課題から、家庭と学校がどのように協力していけるのかといったテーマまで幅広く取り上げられ、どのお話も大変興味深いものでした。とくに印象に残ったのは、「子どもを取り巻く社会の変化をどう受け止めるか」という内容で、家庭での関わり方や親としての姿勢を改めて考えさせられる時間となりました。

また、全国から集まったPTAの仲間たちとの交流も大きな収穫でした。地域ごとに抱えている課題は少しずつ違いますが、共通して「子どもたちのために何ができるか」という思いは同じであり、その志を共有できたことが大変心強く感じられました。短い時間ではありましたが、意見交換や情報共有を通じて新しい視点を得ることができ、今後の活動に大いに活かせると感じています。

会場となった三重県は自然も豊かで、歴史や文化の薫りも感じられる場所でした。大会の合間には地元の方々の温かいおもてなしにも触れ、訪れた人々にとって思い出深い大会になったのではないかと思います。大規模な準備を進めてくださった実行委員会や関係者の方々には感謝の気持ちでいっぱいです。

今回の大会を通じて、「親が学び続けることの大切さ」を改めて実感しました。PTA活動は子どものためだけでなく、親自身が成長する貴重な機会でもあります。この経験を自分の学校や地域に持ち帰り、少しずつでも役立てていければと思っています。2日間にわたる学びと出会いに感謝しつつ、今後の活動の糧としていきたいと感じた大会でした。