南学院宇都宮校算命学対面教室
2025/08/14
本日は、日干支「丙戌(ひのえ・いぬ)」について、マンツーマンの対面授業を行いました。
静かな教室に朝の光が差し込み、机の上には命式表と五行図、そして生徒さんが愛用している分厚い算命学ノート。少し緊張気味の生徒さんも、授業が始まるとすぐに真剣な表情へと変わりました。
まず「丙」の性質から解説。丙は太陽の火であり、明るく堂々とした存在感、周囲を照らす力を持ちます。その光は平等で、差別せず、どこまでも広がっていく。しかし、雲がかかれば一時的に輝きを失うように、環境によっては力を発揮できないこともあります。
次に「戌」の性質。戌は秋の終わり、土用の土であり、内には火を蔵しています。守りや安定、義理堅さを象徴し、また隠された情熱を持つ星です。外からは落ち着いて見えても、内面には強いエネルギーを秘めている──それが戌の特徴です。
この丙と戌が組み合わさった「丙戌」の人は、太陽のような明るさと、戌の土が持つ実直さが融合し、「信念を曲げないリーダータイプ」として現れることが多いと説明しました。すると生徒さんから質問が飛びます。
「戌は火を蔵しているとのことですが、それは丙の火とどう関係しますか?」
私は、「戌が蔵する火は丙と同じ陽の火です。だから丙戌の人は、外からのエネルギーだけでなく、自分の内側にも同じ火を持ちます。結果として、困難に直面しても自分の中から力を湧き上がらせることができる」と答えました。
さらに生徒さんは、「その強さが裏目に出ることもあるのですか?」と続けます。
「はい。信念が強すぎるあまり、周囲と妥協できず孤立することもあります。太陽がいつも真上から照らしていると、時に眩しすぎるのと同じです。丙戌の人に必要なのは、光の強弱をつける柔軟さです」と解説しました。
授業の終わりには、生徒さんが「丙戌の命式を持つ知人の性格が、今日の解説そのままで驚きました」と笑顔で話してくれました。
机の上のノートにはびっしりとメモが書き込まれ、本日の学びがしっかり刻まれた様子。こうして、また一つ日干支の奥深さと魅力を共有できた充実の授業となりました。
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