南学院宇都宮校算命学対面教室
2025/07/31
南学院宇都宮校対面教室開催。
本日のお題は「辛巳」について講義しました。
【対面授業レポート】
本日は、南学院宇都宮校にて日干支「辛巳(しんみ)」をテーマとしたマンツーマン授業を行いました。
辛巳は、十干の「辛(金の陰)」と、十二支の「巳(火の陰)」が組み合わさった日柱で、きわめて繊細で鋭い感性を持ちつつ、内側に強い意志を秘めた干支です。火が金を溶かす関係性から、やや緊張感をはらんだ干支でもあります。
授業ではまず、辛の性質について解説しました。辛は宝石に例えられるように、洗練され、気品があり、表に出すよりも内に秘めた強さを持つ陰金の干。そこに、内熱を秘めた巳の火が加わることで、思考の深さや戦略性、そして高い美意識が生まれます。まさに、内に燃える炎を抱いた宝石のような人物像です。
生徒さんからは、印象的な質問がいくつも飛び出しました。
「辛巳の人は、自分を出すのが苦手なのに、なぜか目立ちやすい気がしますが、それは命式上どこから来ているのでしょうか?」
「巳は火だけでなく、金も内包していると習いましたが、それが辛との関係にどう作用するのですか?」
「実際に辛巳の方を鑑定する際、どのような点を重点的に伝えたらよいでしょうか?」
私はそれらに一つずつ丁寧に答えながら、命式の持つ奥行きを解説しました。たとえば、巳の中には庚(金の陽)も含まれているため、表面的には火剋金の関係に見えても、内部では金を支えるエネルギーが同居しているという複雑な構造についてもお話ししました。
また、辛巳の人は非常に頭の回転が早く、表情には出さずとも深く物事を洞察している点が特徴です。反面、思いが深すぎて言葉が出にくくなったり、誤解を受けることもあります。そのため、周囲との調和を意識することで運気が開けやすくなる、というアドバイスを実例を交えてお伝えしました。
生徒さんは、自分の知識を理論だけでなく、実際の命式に照らし合わせて理解することで、さらに学びを深めていかれました。「辛巳の人の繊細さや葛藤が、命式の構造から見えてきてとても面白かった」と嬉しい感想もいただきました。
今回のマンツーマン授業も、学びと気づきに満ちた有意義な時間となりました。これからも生徒さん一人ひとりが、算命学の世界を自分の言葉で語れるようになるよう、丁寧にサポートしてまいります。
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