南学院宇都宮校算命学オンラインスクール
2025/06/03
南学院宇都宮校算命学オンラインスクール開催。
「天堂星」は晩年の星。成熟と孤高が教えてくれる心の在り方
こんにちは。南学院宇都宮校より、教室の授業風景をお届けします。
本日は、十二大従星のひとつ「天堂星(てんどうせい)」についての授業を行いました。
天堂星は、人生の最晩年を象徴する星と言われ、成熟した精神性や達観した視点を持つ星です。授業の冒頭で私はこうお話しました。
「天堂星を持つ人は、どこか“枯れた味わい”のような落ち着きがあります。人との関わりよりも、自分の世界を大切にする傾向が強く、静けさの中に本質を見抜く力を持っているんです。」
生徒さんたちは真剣な表情で、自分の命式を開きながら天堂星の意味をじっくりと受け止めている様子でした。ある生徒さんがこう質問してくれました。
「私は天堂星を持っているのですが、人と深く関わるのが昔からちょっと苦手で…。でも、年を重ねてからその距離感が心地よく感じるようになってきたんです。これも天堂星の影響ですか?」
私は微笑みながらこう答えました。
「まさにその通りです。天堂星の持つ静かな孤高性は、若いころには周囲と合わないと感じることもあります。でも年齢とともに、その在り方が“自然な自分らしさ”になってくるのです。」
そして、天堂星の“真反対の星”である「天印星(てんいんせい)」についても触れました。
「天印星は赤ちゃんの星。誰からも守られ、無条件に愛される存在です。
それに対して天堂星は“魂の終着点”とも言える星。誰かに頼るのではなく、自分の中に答えを見出していく性質があるんですね。」
この話に生徒さんたちは深くうなずきながら、それぞれの星の対比の面白さに感心している様子でした。
「赤ちゃんのような無垢さと、仙人のような孤高さ…。真逆の星でも、どちらも“命の一部”なんですね。」という声もあがり、授業はあたたかな雰囲気に包まれました。
天堂星を命式に持つ人は、人生の後半において本来の自分をじっくりと表現していけるタイプ。
人と距離をとりながらも、芯のある精神力や、静かに誰かを見守る優しさがにじみ出ます。
世俗から離れても、孤独を恐れない強さ。そんな天堂星の魅力に触れ、生徒さんたちも自分の命式に誇りを持てたようでした。
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算命占星術学鑑定所 南学院宇都宮校
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