南学院宇都宮校算命学オンラインスクール
2025/05/30
南学院宇都宮校算命学オンラインスクール開催。
「天貴星」は気品と礼儀の星?内に秘めた誇りとプライド
今回の授業では、十二大従星のひとつ「天貴星(てんきせい)」をテーマに、実例を交えながら詳しく学びました。
天貴星は、その名の通り“高貴”を意味し、品格・礼節・自尊心を象徴する星です。
私は生徒さんたちにこう話しました。
「天貴星を持つ人は、どこか“きちんとした人”という印象を与えます。礼儀正しく、筋道を通す姿勢が自然ににじみ出てくるんですね。とくに若いうちから“大人っぽい”と見られることも多いでしょう。」
この日の授業では、命式内に天貴星を持つ生徒さんが何人かいらっしゃって、こんな質問がありました。
「小さい頃から『真面目すぎる』『もっと自由にしていいのに』と言われてきたんですが、それって天貴星の影響ですか?」
私はにっこり笑って答えました。
「そう、それはまさに天貴星の特徴ですね。幼いころから“きちんとした人であろう”という気持ちが自然と働いて、自分でも気づかないうちに真面目な言動になっていることがあります。でもそれは、魂が“高貴さ”を大切にしている証なんですよ。」
天貴星の人は、表面的には落ち着きがあり、控えめな印象を与えますが、内面にはしっかりとしたプライドがあります。
そのため、礼を失した扱いや、不正を目にすると強く反応します。自分の中の「正義感」をとても大切にするのです。
ここで、天貴星の“真反対”に位置する「天胡星(てんこせい)」についても取り上げました。
天胡星は“霊感・幻想・精神性”を象徴する星で、夢見がちだったり、感覚で動く星。
対して、天貴星は“現実的・形式的・礼儀重視”。つまり、天貴星と天胡星は「現実と幻想」の対極にある星なのです。
生徒さんたちはこの違いに強く反応し、
「天貴星と天胡星って、本当に真逆なんですね!」
「自分の星が現実派か感性派かで、行動パターンも変わってくるんだなぁ」と納得の様子。
また、授業の終盤では天貴星の位置による影響についてもお話ししました。
たとえば、天貴星が初年期(東方)にあると、子どもの頃から礼儀や規律を重んじた育ち方をしやすくなり、
中年期(中央)にあると、社会的な立場や役割に対する誇りや責任感が強く出ます。
晩年期(西方)では、老いてなお品格を失わず、周囲から一目置かれる存在になる傾向があります。
授業を終えて、生徒さんたちは「天貴星を持っていることが誇らしく思えました」と笑顔に。
自分の星の意味を知ることで、自信につながる瞬間を見るのは、講師としてとても嬉しいものです。
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